しめ縄
しめ縄
みなさん~こんにちは^^
こだわり工務店そうしんのコラム配信です。
街はすっかりクリスマスの装いですが、それが終わるともうすぐお正月ですね。
大掃除や帰省などで忙しい年末年始を少しでもゆったりと過ごすため、少し早めのお正月準備を始めませんか?
今回は、そんなお正月を華やかに彩ってくれる「しめ縄」ご紹介します。
しめ縄の由来は、古事記に書かれた天照大神(アマテラスオオミカミ)の神話だと言い伝えられています。その昔、岩戸にこもった天照大神を神々が連れ出した際「もう岩戸に入らないように」と岩戸にしめ縄をつけたそうです。このエピソードから、しめ縄は『神様のテリトリーを守る印』として使用されるようになりました。
しめ縄の意味は、お正月に『現世にやってきた年神様をおもてなしする行事』です。神様をまつるのにふさわしい神聖な場所であることを示すとされており、「しめ繩」を飾ることで、神の領域と現世を隔てる結界となり、その中に不浄なものが入らないようにする役目も果たします。
・しめ縄を飾る時期
しめ縄は年神様を受け入れる支度として飾るものであるため『クリスマスが終わった頃』には飾り始めましょう。ただし『9(苦しむ)』がつく日や『一夜限り』を意味する31日は縁起が悪いとされていいます。上記の日にちは避けて、27日や28日に飾り始めるのが無難です。
・しめ縄を片付ける時期
年神様が神の世界へ戻る日である『松の内が終わった直後』だといわれています。 松の内は関東の場合は『1月7日』関西の場合『1月15日』というように地域によって異なるため、事前に地域の人に聞いておきましょう。
・しめ縄の処分方法
しめ縄を処分するときは『どんど焼き』で焼いてもらいましょう。どんど焼きとは、お正月に神社で行われているお焚き上げのことです。1月15日(祝日の場合はその日にち付近の土日)に全国各地で行われています。なかには『どんど焼き』を実施しない神社もあるため、事前に神社のホームページで実施の有無や日程を調べておくと安心です。お焚き上げの際は、感謝を込めて年神様を見送りましょう。『どんど焼き』にしめ縄を持っていくのを忘れた場合は、営業日であれば処分してくれるお寺や神社もあります。
もし家庭ごみとして出すなら、しめ縄は基本燃えるごみとして処分することが可能ですが、芯の部分に燃やせない素材を使っている場合があるので、飾られた状態のまま捨ててしまいがちですが、通常のごみのように分別が必要です。家庭で処分するときも、紙で包んだりお酒や塩でお清めをしたりして、誠意と感謝を込めるのが年神様へのマナーです。神聖なものであるため、ほかのごみとは袋を分けて処分しましょう。
新しい年がよい一年になりますように玄関にしめ縄を飾ってみてはいかがでしょうか。
今回のコラムはここまでです。
参照:https://www.creema.jp/blog/351/detail
参照:https://bonnestore.com/merci/lifestyle/42137