トイレリフォームについて②
トイレリフォームについて②
皆さん、こんにちは~
こだわり工務店そうしんのコラム配信です。
トイレをリフォームする際に知っておきたい、トイレ選びのポイントをご紹介します。
トイレのタンクの有無からタイプを選びましょう。
トイレの洗浄方法として、タンクにためた水で流すタンク式と、水道直圧式の水流を使うタンクレスの2タイプがあります。それぞれのメリット・デメリットを理解して、希望に合ったトイレを選ぶことが重要です。
1.タンクレストイレ
1)タンクレストイレのメリット
①トイレ空間にゆとりがもてる
タンクがない分、トイレ本体の奥行きが10cmほど小さくなる商品が多く、空間が広くなります。また、高さのあるタンクがないため、全体的にコンパクトにまとまります。狭い空間では、少しの差でゆったりと感じられます。
②スタイリッシュな空間づくりができる
見た目がスッキリする分、トイレがスタイリッシュな印象に。おしゃれな空間づくりに向いています。
③掃除がしやすい
タンクレストイレはタンクがない分、継ぎ目なども少なく、シンプルな形状に。サッと拭けて、掃除がしやすいのが魅力です。
④連続して洗浄できる
水道から直接水を流すタンクレスは、タンクに水をためる時間がいらないため、込み合う朝の時間帯の連続使用などに重宝します。
2)タンクレストイレのデメリット
①手洗いが別に必要
タンクレストイレでは、必ず別に手洗いが必要になります。
特にマンションの場合は配管作業ができない場合がありますので、事前に付けられるか把握しておく必要があります。
②水圧が低いと設置できないことがある
タンクレストイレはタンクに水を貯めず、直接水を流します。トイレの水圧が低いと使えないことがありますので、事前に確認が必要です。
しかし最近では水圧の弱さを補うブースターや、一時的な小さなタンクを内蔵しているものなど水圧対策が進んでいますので、水圧の弱さで設置できないということは減ってきています。
③災害時の対応が必要
タンクレストイレは水を流すのにも電気を使います。停電になるとバケツに水を組んで流す必要があります。オプション部品を付けることで、停電時にも流せるトイレもあります。
また、タンクがありませんので、断水時には都度バケツを用意して流す必要があります。
2.タンク式トイレ
1)タンク式トイレのメリット
①スッキリデザインで一体感がある
メーカーが便器に便座を組み合わせて販売しているトイレ
デザインに一体感があるので、トイレ空間がスッキリ!
②設置場所を選ばない(水圧)
タンクに貯めた水で洗浄するため、水圧に関係なく設置が可能です。
(タンクレスなどの直接洗浄は、水圧が弱い場所には設置ができないことがあります)
③機能によってグレードを選べる
ウォシュレットの機能によって、グレードが分かれているため、予算やお好みに合わせて、チョイスが可能です。
④災害に強い
タンクにためた水を重力で流すため、電気が止まっても流すことができます。
(タンクレスなどは、電気で水を流すため、災害時にはバケツなどに汲み置きが必要となります)
2)タンク式トイレのデメリット
①ウォシュレットを自由に選べない
あらかじめ組み合わされたウォシュレットからしか選ぶことができないため、自由に選ぶことはできません。
②デザイン性
タンクレスは見た目にスッキリ、スタイリッシュやおしゃれなデザインが豊富ですが、組み合わせタイプは、安価な分、ごく一般的なトイレが多いです。
一体型トイレは、タンクに貯めたお水で洗浄を行う、スタンダードな便器です。
便器と便座がセットになっているので、※便座を購入する必要はありません。
今回のコラムはここまでです。
参照:https://new-wc.com/choice-toilet.php
参照:https://suumoreformstore.jp/toilet/choice/