障子 ふすまのお手入れ
障子 ふすまのお手入れ
皆さんこんにちは、こだわり工務店そうしんのコラム配信です。
今回は、障子や襖のお手入れの方法をご紹介したいと思います!
①障子のホコリを払う際、縦横の桟がある場合は、縦桟→横桟にホコリを落としていきます。
桟の隅のホコリは絵筆やPC用ブラシを使うとキレイに取れます。
②障子の桟や引き手まわりをしっかりお掃除したい場合は、20倍程度に薄めた酢水を使用。
雑巾を固く絞って使用しましょう。酢水は障子紙の黄ばみ防止にもなります。
③ふすまの汚れで気になるのが、引き手まわりの手垢汚れ。
洗剤等は使わず、白くてやわらかい消しゴムで優しくこすりましょう。
敷居溝のホコリも取り除きましょう。
障子やふすまの開閉がスムーズにいかない場合は、敷居溝が摩擦によってすり減っているかもしれません。そんな時には敷居専用のロウが発売されているのでそちらを試してみて下さい。
障子紙はフィルターの役目をしています。気づかないうちに汚れや日やけしています。障子紙を貼替、部屋と一緒に気分もリフレッシュしましょう
黄ばんでしまった障子紙が大根で白くなる?ことがあるそうです。
応急的な対処にすぎませんが、
- 大根をおろし金でおろす
2.おろした絞汁を布巾で濾し、汁のみの状態にする
3.濾した絞汁をスポンジなどに染み込ませ、撫でるように黄ばんだ部分を拭く
といった方法です。
※糊の成分が分解されはがれやすくなることがあります。ご注意ください。
見た目には白くなったようでも、経年により繊維は劣化し、保温性や調湿性は衰えているものです。
使用環境にもよりますが、本来は3年~5年以内くらいを目途に張替えをすることが推奨されます。
今回のコラムはここまでです。
日ごろのお手入れの参考にしてみて下さいね。
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