6月旬の食べ合わせ。

6月旬の食べ合わせ。

 

皆さん、こんにちは!

 

こだわり工務店そうしんのコラム配信です。

 


じめじめした梅雨の時季に、旬の美味しい野菜や食材を食べることは、体にとってとてもよいのですが、実は意外と知られていない食べ合わせがあります。

体によい食べ合わせと、体にあまりよくない食べ合わせを知ることで、その時その時の旬の食材の滋養を効果的に取り入れることができます。

食べ合わせを知り、美味しく体にもいい料理方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

*** 食べ合わせのよい食材 ***

 

*カレー と ラッキョ

カレーに使われるスパイスには、それぞれに働き・効用があります。「食欲増進」「肝機能をよくする」「体力増強」「疲れた体を静かに休めてくれる」「消化を助ける」「体を温める」など、これからの季節に進んで食したいものですが、疲れているときは脂っこさゆえ、食後に胃がもたれることもあります。そんなときは、少し多めにラッキョを摂りましょう。

ラッキョの香りに含まれる硫化アリルが、胃の働きを助けてくれます。また、甘酢漬けのラッキョはカレーの辛味を軽減し、食欲を増進させる作用もあります。

 

*お寿司 と ガリ(甘酢生姜)

ガリは、殺菌作用があり、その抗菌効果で生魚がもととなる食中毒防止の効果が期待できす。また、胃の働きを整え、消化を促進する働きもあります。

脂がのったネタを食べた後に口直しとして食せば、口の中がサッパリしますよね。

 

*サンドウイッチ と ピクルス

最近、お酢の効用が広く知られ、自宅でも様々な野菜を使って常備菜としてピクルスを作る家庭が増えてきていますが、サンドウイッチにピクルスを使用される人も多いことでしょう。

さらにサンドイッチに使われるマーガリンやバターの油っぽさを、ピクルスがサッパリさせてくれる効果もあります。

 

 

 

 

 *** 食べ合わせに気をつけたい食材 ***

 

 

*トマト と キュウリ

栄養価の面でビタミンCを豊富に含む食材として知られているトマトですが、キュウリに含まれる酵素・アスコルビナーゼが、トマトのビタミンCを酸化させてしまいます。これを抑制するのに効果的なのが「酢」なんです。つまり、サラダで食す際には、マヨネーズや酢入りのドレッシングをかけることで、酵素の働きを抑えることができるのです。

 

*ミョウガ と レバー

みょうがは高血圧防止、骨粗しょう症予防、疲労回復、食欲増進……など様々な効用が期待できる食材です。また、レバーは栄養豊富で代謝を活発にする働きがあります。貧血気味、やせ気味の方は積極的に摂りたい食材ですね。しかし、ミョウガとレバーの食べ合わせは、ミョウガの苦味成分が胃腸の働きを抑え、栄養の吸収を低減してしまうことになります。

胃腸の働きを高める作用のある生姜(しょうが)を一緒に食すことで、栄養分の吸収率が向上します。

 

*しらす と 大根おろし

しらすには、体の成長や修復に重要な働きを担う栄養素・リジンが含まれています。このリジンは必須アミノ酸のひとつで、体内で作ることができないため、食材から摂る必要があります。

しかし、大根に含まれるリジンインヒビターという成分が、このリジンの吸収を阻害するのです。これを解決してくれるのが「酢」なんです。大根をすった中に少量の酢を加えたり、食す時にポン酢をかけるなどすれば、問題は一気に解決できます。

また大根には、しらす干しに含まれるカリウムやカルシウムの吸収を活発にするビタミンCも含まれているので、酢を加えるだけで、食材の滋養を最大限に摂ることができるのです。

 

 

 

今回のコラムはここまでです。

 

 

次回のコラムもお楽しみに!

 

 

 

参照:https://www.hitosuzumi.jp/stylebook/200/

参照:https://tenki.jp/suppl/sumiyo/2016/06/20/13201.html

 

 

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